2013年06月26日
ピロリ菌と胃カメラ
ピロリ菌というと、最近テレビ番組などでも取り上げられているので、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
正式にはヘリコバクター・ピロリ菌といいます。
胃の中は胃酸が出ているため、通常の菌は死んでしまいます。
ところがピロリ菌は特殊な酵素でアンモニアを発生させ、胃酸から身を守って生きることが出来るのです。
ピロリ菌の感染は慢性胃炎、胃・十二指腸潰瘍、胃がん、胃マルトリンパ腫(胃粘膜とリンパ球の複合組織から発生する悪性リンパ腫の一種)などの発生に関与することが証明されています。
また、特発性血小板減少性紫斑病(ITP)や慢性蕁麻疹などの胃外疾患の原因となることも示唆されています。
また、胃・十二指腸潰瘍の原因になっているピロリ菌に感染している場合、潰瘍の治療をしても、1年後には60%以上の患者さんが再発
してしまいます。
そこで重要になってくるのが「ピロリ菌の除菌」なのです
ピロリ菌を除菌することによって胃・十二指腸潰瘍の再発率は著しく低下します。
これまでは胃・十二指腸潰瘍などの疾患がなければ、除菌治療する際に健康保険を適用することができませんでした。しかし、2013年2月より健康保険の適応が拡大され、ピロリ菌感染による慢性胃炎の場合でも、ピロリ菌の除菌が健康保険でできるようになりました。
ただし、胃の不調とピロリ菌の関連が確認されないと、除菌治療が保険適用とならないので、まずは胃カメラで胃の状態を確認することが必要となってくるのです。
胃の不調がある方は、胃カメラも保険適用となりますし、もし不調など一切ない方でも、胃がん検診の機会に胃カメラをお勧めします。
みんなのクリニックでも、胃カメラの検査やピロリ菌の除菌治療を行っておりますので、どうぞお気軽にご相談ください!
(スタッフH)
「みんなのクリニック」
〒901-0362
糸満市字真栄里2029-11
TEL:098-840-3733
FAX:098-840-3735
ホームページURL http://minnano3733.com
正式にはヘリコバクター・ピロリ菌といいます。
胃の中は胃酸が出ているため、通常の菌は死んでしまいます。
ところがピロリ菌は特殊な酵素でアンモニアを発生させ、胃酸から身を守って生きることが出来るのです。
ピロリ菌の感染は慢性胃炎、胃・十二指腸潰瘍、胃がん、胃マルトリンパ腫(胃粘膜とリンパ球の複合組織から発生する悪性リンパ腫の一種)などの発生に関与することが証明されています。
また、特発性血小板減少性紫斑病(ITP)や慢性蕁麻疹などの胃外疾患の原因となることも示唆されています。
また、胃・十二指腸潰瘍の原因になっているピロリ菌に感染している場合、潰瘍の治療をしても、1年後には60%以上の患者さんが再発

そこで重要になってくるのが「ピロリ菌の除菌」なのです

ピロリ菌を除菌することによって胃・十二指腸潰瘍の再発率は著しく低下します。
これまでは胃・十二指腸潰瘍などの疾患がなければ、除菌治療する際に健康保険を適用することができませんでした。しかし、2013年2月より健康保険の適応が拡大され、ピロリ菌感染による慢性胃炎の場合でも、ピロリ菌の除菌が健康保険でできるようになりました。
ただし、胃の不調とピロリ菌の関連が確認されないと、除菌治療が保険適用とならないので、まずは胃カメラで胃の状態を確認することが必要となってくるのです。
胃の不調がある方は、胃カメラも保険適用となりますし、もし不調など一切ない方でも、胃がん検診の機会に胃カメラをお勧めします。
みんなのクリニックでも、胃カメラの検査やピロリ菌の除菌治療を行っておりますので、どうぞお気軽にご相談ください!
(スタッフH)
「みんなのクリニック」
〒901-0362
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