てぃーだブログ › みんなのクリニック徒然日記 › 医療 › AED講習会

2013年06月18日

AED講習会

ちょうど2週間前の6月4日に、みんなのクリニックでは「AED講習会」が行われました。
最近は人が集まる所に設置されるようになったAEDですが、実際にどんなものなのか間近で見たことはありますか?
(ちなみに私は初めてでした汗

AEDの講習会とはいえ、まずはAEDをくみこんだ救命処置の流れを学びます。

倒れている人を発見したら…

1.意識の確認。応援を呼ぶ。
 肩をたたいたり、声をかけて意識があるかを確認。
 呼びかけに反応しない!息をしてない!となったら、周囲の人に119番通報とAEDを持ってきてもらう。
 (近くにお医者さんがいないかも呼びかけ)
  
2.心肺蘇生法
 呼吸がなければ、AED到着まで「心肺蘇生法」を実施。
 胸の真ん中を少なくとも5cm沈む位、一分間で少なくとも100回のリズムで押す。
 人工呼吸が可能なら、「30回胸骨圧迫で2回人工呼吸」の組み合わせで行う。

3.AEDの操作
 AEDが到着したら…
 電源を入れる⇒パッドを装着し解析を行う⇒誰も傷病者に触れていないことを確認し、通電ボタンを押す。

4.心肺蘇生法を続ける。必要があれば再度AED。

と、まあ、流れはこんな感じでした。

ただ、実際にやってみて分かったことがいくつかありました。
まず、応援を呼ぶにしても、「誰か助けてください!」ではなく、具体的に「あなたは通報」「あなたはAED」と指示をしたほうが対応が迅速になる。
胸骨圧迫は、かなり力が要る!とっても大変!ということ。これは複数の人とかわりばんこでやらなくちゃ~です。非力な私では、初めてやったら弾き返されました。。。ガ-ン
人工呼吸も、もたついてしまう位ならリズム良く胸骨圧迫を続けたほうが良いケースもあるので、判断が必要だな~と思いました。

やっぱり、講習会は大事ですね。
いつ自分がそういう場に立ち会うかわからないですから。

でも、AEDはとっても優秀キラキラ なんだな~と思いましたよ。
それは、ガイダンス機能!
心肺蘇生法の指示やリズムを教えてくれたり、操作も分かりやすく指示してくれます。
難しいことはなくて、要は「やる気僕ボクサー」なんだと思いました。

AEDが到着したからといって終わり、ではなく、救急隊員の方に引き継ぐまで心肺蘇生法は続けることがとても大切なので、周囲の人との連携がとっても大切なんですよ!

ところで、パッドを貼る際に、もし「けーまー※」な人だったらちゃんと貼れるんだろうか?という素朴な疑問がありました。
ぶつけてみたら、講師はちゃんと答えてくれましたよ。
まず、パッドを貼った後に「ちゃんと密着してないな~」と思ったら、思い切ってべりっアガ!(痛い!)と剥がします。すると、強力な粘着性のあるパッドがある程度脱毛してくれるので、再度貼りなおせばOKです。パッドの粘着は脱毛後でも大丈夫だそうです。
けーまーな方も一安心ですね!ニコニコ

※けーまー:毛深いGOOD

参考:フクダ電子AED



(スタッフH)

「みんなのクリニック」
〒901-0362
糸満市字真栄里2029-11
TEL:098-840-3733
FAX:098-840-3735
ホームページURL http://minnano3733.com



同じカテゴリー(医療)の記事
ピロリ菌と胃カメラ
ピロリ菌と胃カメラ(2013-06-26 10:32)

初めまして
初めまして(2011-11-07 11:53)


Posted by みんなのクリニック at 10:41│Comments(0)医療
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。